約200年前よりシチリア王国の首都パレルモにて店を構え、シチリア・ブルボン王室御用達の宝石店としてシチリアにちなんだ宝飾品を製作・提供しております。
贅をつくしたフランスにて代表されるバロック、ロココの作風が多く当時を思い起こさせます。
小さな石を敷き詰める技術は、シチリアンモザイクとして街の主だった教会やモニュメントにて見かけられますが、宝飾工芸においても同様の作風が見られます。
大胆な宝石をより引き立たせる繊細なメレー使いの細工や独特な色彩感を表現する宝飾はシチリアンジュエリーとしてカテゴライズされております。
現代の宝飾流通事情、生産性の効率の為に、大規模生産工場でのコスト削減や同じ型枠の使用による製品の規格統一などが当たり前の今日。
FECAROTTA社の作品からは、時代と共に姿を消していったクラフトマンシップを感じていただけます。